6.7.36 TextConcatenate

6.7.36.1 ノードの概要

String 型の文字列を連結する.

6.7.36.2 必要なファイル

無し．

6.7.36.3 使用方法

どんなときに使うのか

複数の string 型テキストの入力を連結し、1つの string 型テキストとして出力します。 つまり， TextConverter が生成するJSONテキスト，または Constant のパラメータを string 型に設定して生成した文字列などを入力として扱うことができます． 出力は HarkDataStreamSender や HARK-Python の PyCodeExecuter などの string 型の入力に対応したノードに接続して用いる．

典型的な接続例

TextConcatenate ノードの接続例を図6.139 に示す．

図6.139 は，Constant ノードと TextConverter ノードで生成した文字列を結合して，複数の音源情報を HarkDataStreamSender で送信する例．

Figure 6.139: TextConcatenate の接続例 – Constant および TextConverter との接続

6.7.36.4 ノードの入出力とプロパティ

入力

INPUT

: string 型．入力端子をいくつでも追加することができる．

出力

OUTPUT

: string 型．

パラメータ

SEPARATOR

: string 型． テキストの区切り文字列を指定する． 各INPUTの間に指定した文字列が挿入される． デフォルト値の空欄ではセパレータなしとなり，空白を入力するとセパレータに空白文字が使用される．

ENABLE_DEBUG

: bool 型． デフォルトは false． trueが与えられると, 連結文字列が標準出力に出力される．

6.7.36.5 ノードの詳細

"[{'SOURCE': {'1': {'x': [0.9578, 0, 0.2874], 'power': 29.8}}}
, {'SOURCE': {'1': {'x': [0.9433, 0.1663, 0.2874], 'power': 28.9}}}
, {'SOURCE': {'2': {'x': [0.9001, 0.3276, 0.2874], 'power': 27.6}}}
, {'SOURCE': {'4': {'x': [0.8295, 0.4789, 0.2874], 'power': 25.1}}}
, {'SOURCE': {'3': {'x': [0.7337, 0.6157, 0.2874], 'power': 22.3}}}]"