MUSIC 法によって得られた出力を Kivy を使って GUI 表示するノードである.
無し.
どんなときに使うのか
音源定位結果のスペクトログラムを確認したいときに用いる.
典型的な接続例
LocalizeMUSIC で定位したスペクトルに接続する.
入力
: Vector<float> 型.スペクトログラムを表現するベクトル(Vector<float> 型)を入力する.次元数は,周波数方向のビン数に等しい.
出力
: 常に 0 が出力される.
パラメータ
無し.
図 6.157 は,plotQuickMUSICSpecKivy 機能の実行画面である.
画面中央〜左上に,スペクトログラムが表示される.横軸が時刻(フレーム),縦軸が周波数(ビン)に相当する.パワーに応じてグレイスケールで描画される.
画面下部には,各時刻の平均パワーが表示される.横軸が時刻(フレーム),縦軸がパワーに相当する.
画面右部には,パワーのヒストグラムが表示される.縦軸がパワー,横軸が頻度に相当する.
パワーヒストグラム部分をマウスでドラッグすることで,スペクトログラム部でグレイスケール表示されるパワーの範囲を指定することができる.範囲指定したパワーの範囲では,実際のパワー値に応じた輝度でスペクトログラム部に描画される.指定した範囲外のパワーとなっている箇所は,輝度値0 または1 で描画される.
スペクトログラム部分をマウスでドラッグすることで,平均パワーを求める周波数範囲を指定することができる.範囲指定した部分のみにおける平均パワーが,画面下部に表示されることとなる.