Vector<ObjectRef> の一部分の要素を指定した値で置き換える.
無し.
どんなときに使うのか
Vector<ObjectRef> 型の Vector<int> または Vector<float> または Vector<complex<float> > の一部分の要素の値を,指定した値で置き換える.指定した値は Vector<ObjectRef> の ObjectRef の型に応じて変換される.
入力
: any .ただし,サポートする型は Vector<int> または Vector<float> または Vector<complex<float> > 型.
出力
: any .ただし,サポートする型は Vector<int> または Vector<float> または Vector<complex<float> > 型.
パラメータ
パラメータ名 |
型 |
デフォルト値 |
単位 |
説明 |
OVERWRITTEN_MIN |
0 |
置き換えられる Vector 要素の開始インデクス. |
||
OVERWRITTEN_MAX |
0 |
置き換えられる Vector 要素の終了インデクス. |
||
OVERWRITE_VALUE_REAL |
0 |
置き換える値. INPUT が, Vector<int> の場合は int に型変換され, Vector<complex<float> > の場合は置き換える複素数の実部となる. |
||
OVERWRITE_VALUE_IMAG |
0 |
置き換える複素数の虚部の値. INPUT が Vector<complex<float> > の場合のみ有効で, Vector<int> または Vector<float> の場合は使用されない. |
||
DEBUG |
false |
置換状況を出力するかどうかの選択. |
: int 型. 置き換える Vector<ObjectRef> 要素の開始インデクスを指定する. デフォルトは 0.
: int 型. 置き換える Vector<ObjectRef> 要素の終了インデクスを指定する. デフォルトは 0.
: float 型. 置き換える値を指定する. INPUT が, Vector<int> の場合は int に型変換され, Vector<complex<float> > の場合は置き換える複素数の実部となる. デフォルトは 0.
: float 型. 置き換える複素数の虚部の値を指定する. INPUT が Vector<complex<float> > の場合のみ有効. デフォルトは 0.
: bool 型. trueが与えられると, 置換状況が標準出力に出力される. デフォルトは false.
置換の詳細
<例>
PARAMETER:
\[ \begin{tabular}{l} OVERWRITTEN\_ MIN:1, \\ OVERWRITTEN\_ MAX:2, \\ OVERWRITE\_ VALUE\_ REAL:9 \end{tabular} \] |
INPUT:
\[ \begin{tabular}{ccc} $<$ 1 ~ 2 ~ 3 ~ 4 $>$, & $<$ 3 ~ 4 ~ 5 ~ 6 $>$, & $<$ 5 ~ 6 ~ 7 ~ 8 $>$ \end{tabular} \] |
OUTPUT:
\[ \begin{tabular}{ccc} $<$ 1 ~ 9 ~ 9 ~ 4 $>$, & $<$ 3 ~ 9 ~ 9 ~ 6 $>$, & $<$ 5 ~ 9 ~ 9 ~ 8 $>$ \end{tabular} \] |