2.2.2 マイクロホンからのリアルタイム音源定位

次に,マイクロホンアレイから録音したマルチチャネルの音声入力信号を使って音源定位し, その結果を表示するシステムを図 2.7を示す.

\includegraphics[width=.3\linewidth ]{fig/recipes/LearningHARK_002_03_1}
(a) メインシート \includegraphics[width=.8\linewidth ]{fig/recipes/LearningHARK_002_03_2}
(b) イタレータシート
Figure 2.7: マイクロホンアレイの音声入力による音源定位のネットワークファイル

変更点は AudioStreamFromWave が,AudioStreamFromMic になるのみである. AudioStreamFromMic モジュールのパラメータを HARK  ドキュメント 6.1節のモジュールリファレンスに従って, 適切に設定することで,マイクロホンアレイの音声入力信号をリアルタイムに定位することができる. 図 2.6のような音源定位結果が出てくるかを確認されたい.

もし動かないときは, レシピ 「うまく録音できない」や 「うまく定位できない」 を参照されたい.