6.7.16 MatrixValueOverwrite

6.7.16.1 ノードの概要

Matrix $<$ ObjectRef $>$ の特定の要素を指定した値で置き換える.

6.7.16.2 必要なファイル

無し.

6.7.16.3 使用方法

どんなときに使うのか

Matrix $<$ ObjectRef $>$ 型の Matrix $<$ int $>$ または Matrix<float> または Matrix<complex<float> > の特定の要素の値を,指定した値で置き換える.指定した値は ObjectRef の型に応じて変換される.

6.7.16.4 ノードの入出力とプロパティ

入力

INPUT

: any .ただし,サポートする型は Matrix $<$ int $>$ または Matrix<float> または Matrix<complex<float> > 型.

出力

OUTPUT

: any .ただし,サポートする型は Matrix $<$ int $>$ または Matrix<float> または Matrix<complex<float> > 型.

パラメータ

Table 6.100: MatrixValueOverwrite パラメータ表

パラメータ名

デフォルト値

単位

説明

OVERWRITTEN_ROW_MIN

int 

0

 

置き換えられる Matrix 要素の開始列インデクス.

OVERWRITTEN_ROW_MAX

int 

0

 

置き換えられる Matrix 要素の終了列インデクス.

OVERWRITTEN_COL_MIN

int 

0

 

置き換えられる Matrix 要素の開始行インデクス.

OVERWRITTEN_COL_MAX

int 

0

 

置き換えられる Matrix 要素の終了行インデクス.

OVERWRITE_VALUE_REAL

float 

0

 

置き換える値. 入力の ObjectRef の型に応じて型変換される.

OVERWRITE_VALUE_IMAG

float 

0

 

置き換える値の虚部. 入力の ObjectRef が int または float の場合は使用されない.

DEBUG

bool 

false

 

置換状況を出力するかどうかの選択.

OVERWRITTEN_ROW_MIN

: int 型. 置き換えられる Matrix 要素の開始列インデクスを指定する. デフォルトは 0.

OVERWRITTEN_ROW_MAX

: int 型. 置き換えられる Matrix 要素の終了列インデクスを指定する. デフォルトは 0.

OVERWRITTEN_COL_MIN

: int 型. 置き換えられる Matrix 要素の開始行インデクスを指定する. デフォルトは 0.

OVERWRITTEN_COL_MAX

: int 型. 置き換えられる Matrix 要素の終了行インデクスを指定する. デフォルトは 0.

OVERWRITE_VALUE_REAL

: float 型. INPUT が Matrix $<$ int $>$ の場合は int  に型変換される. Matrix<float> の場合は置き換える値の実部になる. デフォルトは 0.

OVERWRITE_VALUE_IMAG

: float 型.            INPUT が Matrix<complex<float> > の場合のみ有効で,置き換える値の虚部になる. デフォルトは 0.

DEBUG

: bool 型. trueが与えられると, 置換状況が標準出力に出力される. デフォルトは false