6.7.2 CombineSource

6.7.2.1 ノードの概要

LocalizeMUSIC や ConstantLocalization 等から出力された2つの音源定位結果を結合し,一つにまとめて出力する.

6.7.2.2 必要なファイル

無し.

6.7.2.3 使用方法

どんなときに使うのか

複数の音源定位結果を GHDSS 等の後段処理で使用したい時に使える.以下の使用事例が考えられる.

典型的な接続例

主に,ConstantLocalization ,LoadSourceLocation ,LocalizeMUSIC などの音源定位結果を入力として接続し, GHDSS や SpeechRecognitionClient などの音源定位結果が必要なモジュールを出力側に接続する.

6.84は, LocalizeMUSIC と ConstantLocalization を組み合わせる例である.

\includegraphics[width=0.85\linewidth ]{fig/modules/CombineSource}
Figure 6.87: CombineSource の接続例

6.7.2.4 ノードの入出力とプロパティ

入力

SOURCES1

: Vector<ObjectRef> 型.結合したい音源定位結果を接続する.ObjectRef が参照するのは,Source 型のデータである.

SOURCES2

: Vector<ObjectRef> 型.結合したい音源定位結果を接続する.ObjectRef が参照するのは,Source 型のデータである.

出力

SRCOUT

: Vector<ObjectRef> 型.結合後の音源定位結果を出力する.ObjectRef が参照するのは,Source 型のデータである.

パラメータ

なし

6.7.2.5 ノードの詳細

本ノードは二つの音源定位結果を一つにまとめて出力する. 音源の方位角,仰角,パワー,IDは引き継がれる.