分離行列は, SM サブチャンクを用った HGTF 形式のファイルとして表現する, 音源分離伝達関数ファイルは, GHDSS のプロパティ INITW_FILENAME に指定することができる. また,EXPORT_W を trueにした際に現れる EXPORT_W_FILENAME を 指定することで分離行列ファイルを出力することができる. 具体的にどのように使われるかは,GHDSS を参照されたい.
SM サブチャンクの定義を表 5.6 に示す. 多次元配列のメモリの並びは row major (C言語の場合と同じ)である.
型 |
値 |
char[4] |
"SM " |
int |
チャンクのサイズ, |
8+12*Ns+4+4*Nf+8*Ns*nmic*Nf [bytes] |
|
short[2] |
SM バージョン(メジャー,マイナー) |
int |
音源位置数(Ns) |
Vector3[Ns] |
音源位置の座標[m] |
int |
周波数ライン数(Nf) |
int[Nf] |
インデックスから周波数ビンへのマップ |
complex<float> [Ns][nmic][Nf] |
分離行列 |