特徴量ベクトルを HTK (The Hidden Markov Model Toolkit)で扱えるファイル形式で保存する.
無し.
どんなときに使うのか
MFCC,MSLS などの音響特徴量を保存する時に使用する. SaveFeatures と異なり,HTKで扱えるように専用のヘッダが追加されて保存できる.
典型的な接続例
パラメータ名 |
型 |
デフォルト値 |
単位 |
説明 |
BASENAME |
保存する時のファイル名の Prefix |
|||
HTK_PERIOD |
100000 |
[100 nsec] |
フレーム周期 |
|
FEATURE_TYPE |
USER |
特徴量の型 |
入力
: Map<int, ObjectRef> 型である.
: Vector<ObjectRef> 型である.この入力は,オプションである.
出力
: Map<int, ObjectRef> 型である.
パラメータ
: string 型である.保存する時のファイル名の Prefix で,保存時は,Prifix の後に SOURCES の ID が付与されて 特徴量が保存される.
: フレーム周期の設定で単位は[100 nsec]である. サンプリング周波数 16000[Hz]でシフト長 160 の場合, フレーム周期は 10[msec] となるので 10[ms] = 100000 * 100[nsec] で,100000 が適当な設定値となる.
: HTKで扱う特徴量の形式の指定.HTK独自の型に従う. 例えば,MFCC_E_D の場合は「(MFCC+パワー) + デルタ(MFCC+パワー)」となる. HARK で計算した特徴量の中身と合わせるように設定する.詳細はHTKbookを参照されたい.
特徴量ベクトルをHTKで扱われる形式で保存する. 保存するファイルの形式は,HTK固有のヘッダを付与した後, ベクトル要素を IEEE 758 の 32 ビット浮動小数点数形式, ビッグエンディアンで保存する. 名前付ルールは, BASENAME プロパティで与えた Prifix の後に ID 番号が付与される. HTKのヘッダの設定はプロパティで変更可能.