6.3.3 CalcSpecAddPower

6.3.3.1 ノードの概要

2つの入力パワースペクトルを加算したスペクトルを出力する.

6.3.3.2 必要なファイル

無し.

6.3.3.3 使用方法

どんなときに使うのか

HRLE ノードを用いたノイズ推定時に用いる. HRLE ノードで推定されたノイズのパワースペクトルと EstimateLeak で推定されたノイズのパワースペクトルを加算し, トータルのノイズパワースペクトルを求める.

典型的な接続例

CalcSpecAddPower の接続例は図 6.41 の通り. 入力は HRLE で推定されたノイズのパワースペクトル及び, EstimateLeak で推定されたノイズのパワースペクトル. 出力は CalcSpecSubGain に接続する.

\includegraphics[width=.95\textwidth ]{fig/modules/CalcSpecAddPower}
Figure 6.41: CalcSpecAddPower の接続例

6.3.3.4 ノードの入出力とプロパティ

入力

INPUT_POWER_SPEC1

: Map<int, ObjectRef> 型. 音源 ID とパワースペクトルの Vector<float> 型データのペア.

INPUT_POWER_SPEC2

: Map<int, ObjectRef> 型. 音源 ID とパワースペクトルの Vector<float> 型データのペア.

出力

OUTPUT_POWER_SPEC

: Map<int, ObjectRef> 型. 音源 ID と2つの入力を加算したパワースペクトル Vector<float> 型データのペア.

パラメータ

無し.

6.3.3.5 ノードの詳細

本ノードは,2つの入力パワースペクトルを加算したスペクトルを出力する.