本節ではLinux版のFlowDesignerとの差異をメインにWindows版FlowDesignerの操作方法について説明する.
Windows版のFlowDesignerではデスクトップ上のアイコン,または[スタート]→[プログラム]→[HARK]からFlowDesigner for HARKを起動する.
コマンドプロンプトから起動したい場合は以下の操作で起動できる.
> flowdesigner
ノードの追加
ノードの追加はウィンドウ左側にある,ToolboxというサブウィンドウにあるNodesというツリーを展開し,ノードをドラッグアンドドロップしてネットワークに追加する.
例えば SpectralGainFilter を追加したい場合は,Nodes→HARK→Separationとツリーを展開し, SpectralGainFilter をドラッグアンドドロップしてネットワークに追加する.
ノードの削除
ノードを削除する場合はノードをクリックして選択状態にした後Deleteボタンで削除する.
ノードの複製
ノードの複製には対応していない.
ノードの接続
ターミナルの接続方法はLinux版と同様,ターミナルを矢線で結線し,接続する. 接続元のターミナル上で左ボタンを押下し,ドラッグして接続先のターミナルで ボタンを放すとターミナル間が矢線で結線される.
ノードの切断
ターミナル切断は,矢線を左クリックし,選択状態にした後,Deleteボタンで 切断する.
ターミナル名の表示
Windows版では,ターミナル名が常時表示されていないが, カーソルをターミナルに当てるとヒントとしてターミナル名が表示される.
また,ターミナルの接続先選択時では,ターミナル上にカーソルを当てると ターミナル名と対応する型が表示される.
未対応の機能
Linux版ではターミナルが処理できるデータ型に対応していない接続の場合, ノード接続線が赤色に表示されるが,Windows版では対応していない.
ノード接続線の再配置についても対応していない.