5.1.3 positions

5.1.3.1 この要素が表現する情報

XML ファイル中で位置の集合を表現する際に用いられる。

5.1.3.2 属性とその意味

3 種類の属性をもつ

type

必須。この要素が表す位置の意味を指定する。 現時点では、以下の 5 種類の type を許容する。

  • noise: 雑音位置を表す

  • microphone: マイク位置を表す。

  • source: 音源定位された音源の位置を表す

  • tsp: TSP 信号を計測した位置を表す。

  • impulse: インパルス応答を計測した位置を表す。

coordinate

必須。 座標系を表す。直交座標系なら cartesian、極座標系なら polar が入る。

frame

オプショナル。 この positions が何らかのフレーム番号に対応するとき、その値が入る。

5.1.3.3 子要素

個々の位置を表す要素 position が 0以上の任意の個数入る。

positions の属性は、まずは固定かつ必須の属性がある。

id

: positions 内で一意となる整数。

path

: positions が対応するファイルへのパス。

次に、親要素となる positions の coordinate 属性によって、座標の属性が異なる

coordinate = "cartesian" の場合

三次元座標を表す x, y, z の値。単位はミリメートル。

coordinate = "polar" の場合

極座標を表す azimuth, elevation, radius の値。 azimuth/elevation の単位は degree、radius の単位はミリメートル。