HARK にマルチチャネル A/D装置(以後,単に A/D装置と呼ぶ)を接続することで, マイクロホンアレイ処理が可能になる.マイクロホンアレイ処理を必要とする ユーザは,本章を参考にし,必要な A/D 装置の設定を行う.
HARK でサポートする A/D 装置は,以下の 3 機種である.
System In Frontier, Inc. RASP シリーズ,
ALSA ベースのデバイス (例,RME Hammerfall DSP Multiface シリーズ),
東京エレクトロンデバイス TD-BD-16ADUSB.
各装置についてインストール方法と設定方法を説明する.
HARK 1.0 では,TD-BD-16ADUSB はサードパーティ版 HARK のみが対応していた. しかし,HARK 1.1 からはサードパーティ版は HARK と統一された.そのため, HARK のパッケージをインストールすれば TD-BD-16ADUSB は使用可能となる.